谷底にシカの死骸ゴロゴロ 猟友会の男、不法投棄容疑：朝日新聞デジタル

シカの死骸を山林の谷底へ捨てたとして、岐阜県警は１９日、養老町の自営業で、地元猟友会所属の６０代の男を廃棄物処理法違反（不法投棄）の疑いで岐阜地検大垣支部に書類送検し、発表した。男は「穴を掘って捨てる場所がなく、手間がかかるので捨てた」「２年前から５～６頭は捨てた」と容疑を認めているという。 生活環境課によると、男は７月２日午前５時半ごろ、同町柏尾の柏尾谷で、トラックで運んだシカ１頭の死骸を捨てた疑いがある。シカは雌で体長約１２０センチ、重さ４０キロ。前日の午後１０時３５分ごろ、県道にシカが倒れているのを通行人が１１０番通報した。 調べでは、谷底には腐敗が進んだ雄シカの死骸やシカとみられる頭蓋骨（ずがいこつ）２１個が散乱していたという。