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経常黒字8兆6938億円 上半期、原油安など影響:朝日新聞デジタル
財務省が10日発表した2015年度上半期(4~9月)の国際収支(速報)によると、貿易や投資による... 財務省が10日発表した2015年度上半期(4~9月)の国際収支(速報)によると、貿易や投資による日本と海外のお金の出入りを示す「経常収支」は、8兆6938億円の黒字だった。円安や原油安で黒字幅は前年度上半期の4・3倍に膨らみ、東日本大震災後、半期として最大となった。 経常収支のうち、輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は、4197億円の赤字だった。震災後、9半期連続の貿易赤字だが、原油輸入額の減少などで赤字幅は最小だった。 貿易赤字を補ったのが日本企業の海外での稼ぎや、訪日外国人による消費の急増だ。海外子会社からの配当など日本企業の海外での稼ぎを示す「第1次所得収支」は、半期としては過去最大の10兆8342億円の黒字。海外子会社などから受け取るロイヤルティー(権利使用料)収入などの「知的財産権等使用料」も前年度上半期から64%増の1兆1706億円となった。 訪日外国人旅行者の急増によっ
2015/11/10 リンク