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「経験則で雪崩ないと判断」 訓練決行、教諭3人で判断:朝日新聞デジタル
予定していた茶臼岳登山を中止する一方、深い雪をかき分けて進む「ラッセル訓練」をなぜしたのか。 27... 予定していた茶臼岳登山を中止する一方、深い雪をかき分けて進む「ラッセル訓練」をなぜしたのか。 27日午前6時前。スキー場の近くの旅館にいた猪瀬氏が携帯電話で天気予報を確認し、管理事務所そばのテントにいた引率教諭の携帯電話を鳴らした。 現場を見た教諭は、「雪が降っているので登山は無理。ただ、スキー場のところでラッセル訓練はできる」と言ったという。これを受け、もう1人の引率教諭と話し合い、最終的に猪瀬氏が午前7時半からのラッセル訓練の開始を決めた。猪瀬氏は「登山経験が長い引率教諭と3人で話し合って決めた」とも述べた。 前日から雪崩注意報が出ていたのは知っていたが、27日午前7時半ごろ、猪瀬氏ら3人は改めて管理事務所から訓練場所を確認。風はなく、雪はぱらぱらと舞い落ちる程度だったという。ゲレンデ付近の積雪を見て、ラッセル訓練にも条件がいいと感じ、「とにかく雪に触れさせたい」と考えていたという。
2017/03/30 リンク