脱ネオニコチノイド農薬：朝日新聞デジタル

【堀井正明】よつ葉生活協同組合（小山市）が、ネオニコチノイド系農薬＝キーマーク＝を使わない農産物の販売に取り組み始めた。契約農家と協力し、コメはすべての商品で脱・ネオニコ系農薬を実現した。国内外で広く普及している農薬だが、なぜ使わなくなったのか。 ネオニコチノイド系農薬 ニコチンに似た化学構造を持つ物質を成分とする農薬。１９９０年代から使われ始めた。植物に浸透し、効果が長く続く特徴がある。虫に対する神経毒性があり、ミツバチ大量死の原因との指摘もある。人体への害は少ないとされ、国内外で広く普及している。 県内を中心に約２万７千世帯が加入する「よつ葉生協」。取引がある農家と協力して、ネオニコチノイド系農薬を使わない農作物を増やしてきた。コメは、新潟の農家が使用をやめたことで、２０１３年度の新米から「脱ネオニコチノイド系農薬」が実現した。 冨居登美子理事長（６７）は「私たちが取り扱う食品

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『きっかけはネオニコチノイド系農薬を使った農産物の販売について、青山内科小児科医院（前橋市）の青山美子（よし・こ）医師から電話で抗議を受けたことだった。』

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「よつ葉生協」の取り組み。青山美子氏、黒田洋一郎氏、稲葉光國氏・・