asahi.com（朝日新聞社）：地デジもブルーレイも… ＰＣ夏商戦は多機能に回帰 - ビジネス・経済 （1/2ページ）

エイサーが国内でも発売するノートパソコン「アスパイア・タイムライン」。バッテリーで８時間駆動し、軽量で、価格を８万円台に抑えているＮＥＣが発売した「バリュースター」の新機種 夏のボーナス商戦を前に、パソコン（ＰＣ）の新製品が相次いで登場している。昨年は、機能を絞り込み、低価格に抑えた「ネットブック」と呼ばれる小型ノートＰＣが国内市場を席巻した。今夏は、多機能な製品に回帰しているのが特徴だ。 「５万円ＰＣ」とも呼ばれるネットブックのヒットは、アスースやエイサーなど台湾勢の製品が相次いで国内市場に投入されたのがきっかけだ。メールやネットに機能を絞り、価格を安く設定したことが、入門者や２台目を求めるユーザーの支持を集めた。 昨秋には東芝やＮＥＣなどの日本勢も参入。調査会社のＧｆＫジャパンやＢＣＮによると、昨年１０月にはネットブックがノートＰＣ全体の４分の１を占め、０８年の販売台数（全国