asahi.com（朝日新聞社）：中国の販売網、薬局にも拡大 資生堂、３月に新ブランド - ビジネス・経済

資生堂が来年３月、新しい販売網となる薬局で販売する新ブランド「ＤＱ」＝上海、奥寺写す 【上海＝奥寺淳】資生堂は１７日、中国での新事業戦略を発表し、販売網を従来の専門店とデパートに加え、ドラッグストアなどの薬局にも拡大することを明らかにした。新ブランドを２０１０年３月に発売し、３年後に取扱店を１５００まで増やす計画。同社は中国の化粧人口が２０年に４億人に達すると見込んでおり、さらに事業拡大を目指す方針だ。 薬局網で販売を始める新ブランドは「ＤＱ」。従来の化粧品よりも、乾燥などによる肌のトラブル解決などに重点を置いた商品で、アジアの女性向けに開発した。化粧品の中身は日本で製造し、中国で箱詰めする。基礎化粧品の２５品目で、価格は１６０〜３６０元（約２１００〜４７００円）。「中国では少し高い部類」（同社）という。 １０年度は上海や北京、内陸部の主要都市の６００店で販売。中国に続き、日本やほか