asahi.com（朝日新聞社）：鳴かぬなら壊してしまえ筒井城 内堀埋めた破城跡発見 - 文化

筒井城の内堀跡＝奈良県大和郡山市筒井町 戦国武将、筒井順慶（じゅんけい）（１５４９〜１５８４）の居城だった奈良県大和郡山市の筒井城跡で、内堀を埋めて城を壊した「破城（はじょう）」の跡が見つかった。同市教委が発表した。織田信長は権力強化のため、占拠した地域の城について一部の城を残してほかは破壊するよう命じたが、実際に破城の跡が見つかるのは珍しいという。 市教委が学術調査のため、２月から約２００平方メートルを発掘した。埋められていた内堀は幅約６メートル、深さ約２．５メートルで、城の中核「主郭（しゅかく）」の南端に位置していた。当時の興福寺の僧侶、多聞院英俊（たもんいん・えいしゅん）が記した「多聞院日記」によると、筒井城は１５８０（天正８）年８月、信長の命で順慶が壊したという。 中井均・同志社大学非常勤講師（中世城郭）は「織豊（しょくほう）時代の破城は実態がよくわかっていなかったが、建物だ

[nagaichi]

筒井なら洞ヶ峠で待つほうだろうに。