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asahi.com(朝日新聞社):芥川から虚子への手紙見つかる 近況と自作句記す - 文化
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asahi.com(朝日新聞社):芥川から虚子への手紙見つかる 近況と自作句記す - 文化
印刷 関連トピックス梅雨芥川龍之介から高浜虚子に送られた手紙とその封筒=14日午後、兵庫県芦屋市、... 印刷 関連トピックス梅雨芥川龍之介から高浜虚子に送られた手紙とその封筒=14日午後、兵庫県芦屋市、諫山卓弥撮影 作家の芥川龍之介(1892〜1927)が俳人・高浜虚子(1874〜1959)に宛てた手紙が、兵庫県芦屋市の虚子記念文学館(稲畑汀子館長)で発見された。同館が14日発表した。芥川から虚子に宛てた手紙が見つかったのは初めて。近況と自作句が記されており、文面から両者の親密さがうかがえる。 手紙は虚子の遺品資料の中にあり、伊藤一郎・東海大教授が確認した。大正8(1919)年6月27日付で、縦約23センチの便箋(びんせん)4枚に毛筆で書かれている。 芥川は、京都で河鹿蛙(かじかがえる)の鳴き声を聞きに行き、同行者と虚子の小説の話をしたことなどを伝えたうえで、最近、原稿の催促ばかりで熱心に俳句を詠めないが、「全くやめてゐては上達の期(ご)なささうに付き」と9句を並べ、講評を求めた。虚子