asahi.com： 町の人から喜ばれる仕事 - 大平一枝コラム「小さな家の生活日記」

町の人から喜ばれる仕事 2006年06月05日 ウオーキングを始めて２カ月。空き地をみつけるとほっとします。東京・下北沢にもこんな風景が。 ともだちが、もうすぐ６坪の小さな洋菓子店を開く。ひとりで切り盛りできる小さなスペースを、希望のエリアで見つけるのに３カ月かからなかったという。その彼女はこんなことを教えてくれた。 「ケーキ屋って、不動産屋さんにも大家さんにも近所の人にも、驚くほどウケがいいの。いくつか、候補を探したんだけど、どこもウエルカムだったよ」 かつて、彼女は夫とバーを経営していたことがある。同じ地域なのに、そのときの物件探しと、大違いなのだそうだ。 「ケーキ屋用の賃貸物件を探している」と言うと、まず、不動産屋さんが「ああ、それならここはどうですか」と次々候補を紹介してくる。深夜営業のバーのときは、相談にいくとたいてい渋い顔で、紹介してくれる物件数も少ない。おまけに、その少ない物

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