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asahi.com(朝日新聞社):道具は生きている。 - 小さな家の生活日記 - 住まい
道具は生きている。 2010年1月25日 美しい東北の手仕事を一同に見ることができるギャラリーで羽釜、お膳... 道具は生きている。 2010年1月25日 美しい東北の手仕事を一同に見ることができるギャラリーで羽釜、お膳、みそ樽など昔ながらの道具を発見(ゆずりは展) 料理が好きで、日本の台所道具も好きという女性の家を取材したときのこと。さわらのまな板をいとおしそうになでながら、そのひとは言った。 「私、道具って生きていると思うんです。そう思いませんか?」 唐突に聞こえるようだが、彼女が切り盛りしている日本茶喫茶の店に行くと、いつもふたりして「あそこのざるがいい」「ここの鍋がいい」というような話ばかりしているので、私は大きくうなずいた。 「ええ、ええ、私もそう思います!」 すると、彼女はさらに目を輝かせて包丁もとりだしてきた。 「日本の包丁は、日本の木のまな板がいちばん合います。水に濡らすとすいつくようにすいすい野菜が切れます。とんとんといい音がして、木は水を含むと柔らかく、包丁を受け止めやすくなるんだ
2010/01/25 リンク