asahi.com（朝日新聞社）：「新たな建物、一切ダメ」 環境保護訴え伊の市長が宣言 - 国際

川のほとりにある別荘を利用した結婚式場＝カッシネッタ・ディ・ルガンニャーノ市提供 イタリアの商都ミラノの近郊に、新たな建物の建築を一切認めない方針を決めた自治体がある。２００２年に「環境の消耗にストップを」をスローガンに掲げて当選した市長が新規建築禁止を実現した。 カッシネッタ・ディ・ルガンニャーノ市は面積３．３平方キロメートル、人口約１８００人。市民の多くは農業や観光で生計を立てているか、ミラノに勤めに出ている。 ０２年、環境保護グループに擁立された当時３１歳のフィーニグエッラ氏が「環境は永遠のものではない。未来の世代や子供たちのために近代化をやめよう」と訴え、圧倒的な支持を得て初当選した。 歴史的建造物が多いイタリアでは、新しい建物を造る際の規制がもともと厳しいが、ミラノのあるロンバルディア州は国内では新建築を伴う開発が進んだ地域。建物や道路を造ると、それに応じて国から交付金が

[gerongcha]

域内で金が流通するのはコミュニティの基本。