asahi.com（朝日新聞社）：広島刑務所、監視カメラに死角 受刑者脱走追い切れず - 社会

印刷 逃走経路 広島刑務所（広島市中区）から、中国人の李国林受刑者（４０）が脱走してから一夜明けた１２日、市内の小学校などでは警察官や保護者に見守られ、不安そうに登校する児童の姿がみられた。足取りは今もつかめず、危機管理のずさんさを問われた刑務所側は、態勢の立て直しを迫られる。 殺人未遂などの罪で服役中の李国林受刑者が脱走した広島刑務所。受刑者の活動範囲外に向けられた監視カメラは少なく、いったんコースを離れると「死角」となっていた。事務所の屋上が逃走経路にされることは想定していなかったといい、所側は早急に対策を取る方針だ。 広島刑務所の山崎秀幸総務部長（５６）と野本貴士（たかひと）庶務課長（５８）によると、所内に９８台設置されている監視カメラのうち、逃走する李受刑者の姿をとらえていたのは１台のみだった。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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