asahi.com（朝日新聞社）：府市再編協議の条例案提出 大阪府議会で維新の会 - 社会

大阪府・市の再編をめざす「大阪維新の会」（代表＝橋下徹知事）の府議団は２３日、再編のあり方を議論する協議会の設置条例案を議長に提出した。維新側は今秋に想定する知事・市長のダブル選をにらみ、９月末には協議会の結論を出す構えだが、他会派は維新のペースで議論が進むことを警戒する。まず同条例をめぐる質疑から駆け引きがスタートする。 維新の条例案では、６月に始まる協議会は府議２０人で構成。府市再編の枠組みを示す「大綱」づくりに向け、自治体の役割分担や財政運営のあり方などを協議する。９月末までに協議会の議論を集約する方針で、維新側は「週２回程度のペースで会議を開きたい」（幹部）としている。 協議会の進め方など設置条例に対する他会派の疑問に維新が答える場として、来週の府議会総務委員会で質疑が行われる見通しだ。 これに対し、公明や民主は「協議会は大阪都構想を実現するためのもの」（民主府議団幹部）と、