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asahi.com(朝日新聞社):裁判員裁判、殺意認めず 供述調書に疑問、傷害致死適用 - 社会
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asahi.com(朝日新聞社):裁判員裁判、殺意認めず 供述調書に疑問、傷害致死適用 - 社会
金銭を巡るトラブルから知人を監禁し、殺害したとして殺人と逮捕監禁の罪に問われた無職青木章吉被告(... 金銭を巡るトラブルから知人を監禁し、殺害したとして殺人と逮捕監禁の罪に問われた無職青木章吉被告(55)の裁判員裁判の判決が28日、水戸地裁であった。根本渉裁判長は殺人罪については殺意を認めず、傷害致死罪を適用して懲役8年(求刑懲役15年)を言い渡した。 判決によると、青木被告は昨年6月、知人らと共謀して、茨城県坂東市に住む男性(当時58)を同市のコンテナ内などに監禁。見張り役だった青木被告が男性の頭をどんぶりで殴るなどして死亡させた。 殺意の有無が争点となり、弁護側は「誘導に乗りやすい被告に捜査当局がつけ込んで調書を作り上げた」と主張。殺意があったとする調書の信用性を否定していた。 判決は「被告の捜査段階の供述が自然かつ合理的とは言い難い。裁判官及び裁判員が評議の上、殺意を認定するには常識に照らし疑問が残る」とし検察の主張を退けた。 水戸地検の新倉英樹次席検事は「自白調書が任意の供