asahi.com（朝日新聞社）：１票差の最下位当選無効に… 渋谷区議選、再点検で - 社会

印刷 東京都選挙管理委員会は２７日、４月の渋谷区議選（定数３４）で最下位当選した小柳政也氏＝みんな＝の当選を無効とする決定をした。１票差で落選した松岡定俊氏＝自民＝の申し立てを受けて全投票を再点検した結果、小柳氏の有効票１票を無効と認定した。決定の取り消しを求める提訴もできるが、確定すれば、くじ引きで当選者が決まる。 都選管によると、無効と認定されたのは、平仮名で「こやなぎしずお」と書かれた１票。投票所の記載台に貼られた候補者一覧には小柳氏の隣に林志寿雄（しずお）氏＝無所属、落選＝の名前があり、両者を混同したとみられる。この結果、小柳氏と松岡氏の得票は１１３４票で同数となった。都選管の決定に異議がある場合、告示から３０日以内に高裁に提訴できる。 都内では、２００３年の中野区議選で同様に、都選管の再点検で最下位当選者の当選が無効となった例がある。

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「平仮名で「こやなぎしずお」と書かれた１票。投票所の記載台に貼られた候補者一覧には小柳氏の隣に林志寿雄（しずお）氏＝無所属、落選＝の名前があり、両者を混同したとみられる」。。。。