asahi.com（朝日新聞社）：熊野灘に「浮島」見えた 地元の男性、カメラに収める - 社会

印刷 海面から浮き上がって見える佐婆留島＝２２日午前７時５１分、三重県紀北町海山区島勝浦 熊野灘に面する三重県紀北町の海岸で２２日朝、遠くの島が浮かんで見える蜃気楼（しんきろう）の一種、「浮島」現象が起きた。同町海山区の伊藤正義さん（８０）が、同区島勝浦の海岸から東に約９キロ先にある佐婆留（さばる）島が浮かんで見える姿をカメラに収めた。 蜃気楼は、大気中の温度差で光が屈折することで起きる現象。津地方気象台によると、山からの冷気が暖かい黒潮の海水面に流れ込んだ影響で、浮島現象が起きたのではないかという。一帯ではこの時期、条件がそろうと、周辺の小さな島々や通り過ぎる船も浮かんで見えることがあるという。（百合草健二）

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富山は有名だけど、太平洋でも見えるのか