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asahi.com(朝日新聞社):当直中の事件受理、10件超えたら「強制残業」 厚木署 - 社会
神奈川県警厚木署で、夜間の当直中に事件受理が10件を超えた場合、約50人の当直者全員に少年補導や... 神奈川県警厚木署で、夜間の当直中に事件受理が10件を超えた場合、約50人の当直者全員に少年補導や交通取り締まりといった「残業」を強制していたことがわかった。同署関係者からは「管内の治安が良くなっているようにみせるため、積極的には受理するなと言っているに等しい」との声が上がっている。 事件を受理した「認知件数」は治安のバロメーターとされ、県警は「前年比減」を目標に掲げている。地域の事件が減るよう努力しようという趣旨だが、同署関係者は「発生したことは仕方がないのに、受理数に目標とペナルティーを課すのはそもそもおかしい」と批判。清水岩雄署長は「結果的に不正につながる可能性も否定できない。見直しを検討したい」としている。 清水署長の説明や関係者によると、「残業」は同署長の指示で今年4月ごろに始まった。午後5時15分〜翌日午前8時半の当直時間中も暴行、窃盗、ひったくり……と様々な被害の連絡がある
2011/01/08 リンク