asahi.com（朝日新聞社）：中部電力の火力発電所 無許可・無届け工事５４件 - 社会

中部電力は２４日、高圧ガス保安法に基づく必要な許可申請や届け出をせずに実施した火力発電所の工事が、１９９０年以降に５４件あったと発表した。同様の無許可、無届けの工事は浜岡原子力発電所でもあるといい、来年１月下旬までに調査結果をまとめる。 中電によると、愛知県の新名古屋、知多、武豊、西名古屋、碧南、三重県の四日市、川越の各火力発電所で見つかった。無許可が８件、事前の届け出漏れが１３件、事後の届け出漏れが３３件あった。 問題の工事は、発電機の冷却に使う水素供給施設のバルブ、配管補修など。法令の知識やチェック体制の不備が原因としている。愛知県は同日、中電を厳重注意し、来年１月２８日までに再発防止策を提出するよう指示した。中電は現在、火力発電所内の空調や変電施設も調査している。

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"同様の無許可、無届けの工事は浜岡原子力発電所でもあるといい、来年１月下旬までに調査結果をまとめる"