asahi.com（朝日新聞社）：税収見通し・国債発行枠も戦略室主導 古川副大臣が方針 - 政治

古川元久内閣府副大臣（国家戦略室長・行政刷新会議担当）は３０日の会見で、来年度予算編成について、前提になる税収見通しや国債発行枠は国家戦略室主導でまとめる方針を明らかにした。概算要求基準（シーリング）に代わる予算の枠組みは国家戦略室が決めることを明確に示した。 古川氏は会見で「経済状況を見ながら歳入見通しを立て、その枠内で歳出を決める。国債発行額のおおよその条件は国家戦略室で決める」と述べた。近年の自民党政権下では、経済財政諮問会議の「骨太の方針」で予算の大枠をまとめ、具体的な予算規模は財務省が決めていた。こうした財務省の権限も国家戦略室に移すことを目指す。 ただ、現状では税収見通しなどでは財務省を頼らざるを得ない面もある。藤井裕久財務相は３０日の会見で「枠組みを考えるのは（戦略室と）両方でやることだ」と述べた。 また、古川氏は２日をめどに各省庁から行政刷新会議に提出される０９年度補

[serian]

国家戦略室/｢概算要求基準（シーリング）に代わる予算の枠組みは国家戦略室が決めることを明確に示した。｣/法制化の時点でどうなるか。