asahi.com（朝日新聞社）：札幌市時計台、「機械遺産」に １２８歳、今も現役 - サイエンス

札幌市時計台の時計装置＝札幌市観光文化局提供札幌市時計台＝札幌市観光文化局提供 日本機械学会は国内に現存し、歴史的に意義のある「機械遺産」として、北海道の観光名所になっている札幌市時計台の時計装置など６件を新たに選んだ。８月７日の「機械の日」に東京都江東区の芝浦工業大豊洲キャンパスで認定式を行う。 札幌市時計台は明治期の１８７８年に札幌農学校の「演武場」として建設された。当初は小さな鐘楼（しょうろう）がついていたが、１８８１年に改修されて時計が設置された。同学会は「設置当初の機構が現在も稼働しているという点で、時計塔の機構部としては国内現存最古といえる」と評価した。 機械遺産の認定制度は０７年に始まり、今年が３回目。文化遺産として大切に保存し、次世代に伝えていくことが目的だ。これまでに初代新幹線０系車両、国産旅客機ＹＳ１１など３１件が選ばれている。 今年選ばれたのはほかに、精米など

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