asahi.com（朝日新聞社）：触れた感覚伝わる手術ロボット、慶応大が開発 - サイエンス

報道陣に公開された、触れた感覚が操作する医師に伝わる手術支援ロボット＝４日午前１０時２６分、川崎市幸区、西畑志朗撮影 患者に触れた感覚が機械の腕から操作する医師に伝わる手術支援ロボットを、慶応大学理工学部の大西公平教授らが開発した。触覚を再現したロボットは初めてで４日、取材陣に公開された。胎児の手術など細かい動きが求められる手術のほか、Ｘ線では見つけにくい特殊ながんの体内触診にも応用が期待される。 このシステムでは、医師がマスターロボットで、ハサミに形が似た手術器具の鉗子（かんし）を操作すると、ロボットアームの鉗子が同じ動作をし、その触覚が医師に伝わる。 将来、専門医が離島など離れた場所での遠隔手術ができる技術も開発中だ。感触を伝えるテレビにも応用できるという。大西教授は「触覚があれば、勘に頼っていた操作をより安全にできる」と話す。 手術支援ロボットはすでに、内視鏡手術などに使われ

[serian]

｢感触を伝えるテレビにも応用できるという｣