asahi.com（朝日新聞社）：九大退職、春コンサート きたやまおさむ ８日に東京 - 音楽 - 映画・音楽・芸能

久々に近影を公開したきたやまおさむ＝東京都内 精神科医で作詞家のきたやまおさむがこの春、九州大学医学部教授を定年で退職した。これを記念したレクチャー＆ミュージック・コンサート「生きてます！」を４月に東京と大阪で開く。 現役の医師「北山修」として働く間、マスコミへの登場は極力抑えた。写真も出さなかった。患者のプライバシーに触れる医師が軽々にマスコミに出るべきではないとの思いからだった。その思いは今も変わらない。プロのミュージシャンとしての振る舞いを慎んできた基本にあるのは「自分はアマチュアだ」という自覚だ。 「いつでもやめられる、たまにやる。それがアマチュアです。ザ・フォーク・クルセダーズは解散の記念に作ったレコードがたまたまヒットしてデビューしたわけで、元々アマチュア。非常に特異な、稀有（けう）な、ヒットしたアマチュアだった。僕の出発点はそこです」 さらに、フォークソングとは何かと