原発格納容器に作業員入り確認 福島第二、震災後初めて

印刷 メール 原発格納容器に作業員入り確認 福島第二、震災後初めて 関連トピックス 地震 原子力発電所 東京電力 東京電力は２９日、冷温停止状態にある福島第二原発４号機の状況を確認するため、作業員１０人が格納容器内に入ったと発表した。３月１１日の東日本大震災以降、福島第一、第二原発の計１０基を通じて格納容器に人が入るのは初めて。 東電によると、午前１０時２０分から午後５時にかけ、作業員１０人が格納容器内に入り、機器の状況や放射線量などを確認した。目視では、地震の影響と思われる機器の破損などは見つからなかったという。放射線量は最大で毎時６ミリシーベルトだった。 ４号機は原子炉の冷却水の温度が２９度と低く、格納容器内の圧力も安定しているという。 第二原発は３月１１日の震災で第一原発と同様に津波に襲われたが、外部電源による冷却機能が作動し、４基とも数日内に冷温停止状態になった。東電によると、４基

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