asahi.com（朝日新聞社）：千葉育ちの背番号「１」 清田育宏（ＮＴＴ東日本→ロッテ４位） - スポーツ人物館 プロ野球新人編 - スポーツ

プロ野球新人編バックナンバーロッテ４位の清田育宏 「おれ、似合ってるかなあ」。９日の入団発表。ストライプのユニホームに袖を通すと、思わずほおが緩んだ。生まれも育ちも千葉。子どもの頃、何度も通った千葉マリンスタジアムで、プロとして歩み出す。 登板機会に恵まれなかった東洋大３年の秋、直訴して外野手に転向した。５０メートル５秒９、遠投１１５メートルの高い身体能力で、すぐに頭角を現した。翌年の東都大学春季リーグで４番に座り、ベストナインに。ＮＴＴ東日本では１年目からレギュラーの座をつかむ。日本代表入りした今年８月のアジア選手権では打率６割をマークし、ＭＶＰに輝いた。 迎えた今秋のドラフト会議。予想外の指名順位の低さにショックを受けた。しかも、１位は同じタイプの外野手・荻野貴司（トヨタ自動車）。「悔しかった。プロに行かないということではなかったけど、悩んだ」。気持ちの整理がつくまで２週間かかっ