ドラギ総裁のコアインフレ「幾分弱まった」、一体何を意味するのか - Bloomberg

（ブルームバーグ）：以前の欧州中央銀行（ＥＣＢ）なら、食品とエネルギーを除くコアインフレ率は食べることも運転することもしないエコノミストらが固執するデータだとして切り捨てたものだ。それが今や、少し変わったようだ。ドラギ総裁は12日、特にコアインフレ率について言及し、見通しが「幾分弱まった」と発言した。 ドラギ総裁にとってコアインフレ率に光を当てることは、エネルギー値下がりや全体的に暗い雰囲気が基調インフレに波及し得る状況を示すことになる。これは消費者が将来の物価下落を予想し始めているということかもしれない。端的に言えば、インフレ率を目安まで押し上げたい中銀にとって悪い話だ。 総裁はブリュッセルの欧州議会で証言し、「コアインフレ率が持続的に回復する兆候は幾分弱まった」と述べた。景気「回復が徐々に、インフレ加速の誘発要因を強めるとみられるものの、過去数年にわたる長引く景気低迷が引き続き名目

[maturi]

こみんてるんの暗躍と中央銀行のサボタージュを意味するのでは？