エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
booklines.net - [杉井光] さよならピアノソナタ 4
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
booklines.net - [杉井光] さよならピアノソナタ 4
「ピアノしか知らなかった頃は、こんな気持ちになるなんて、想像もしなかった」 言葉もなく、うなずく。... 「ピアノしか知らなかった頃は、こんな気持ちになるなんて、想像もしなかった」 言葉もなく、うなずく。ぼくだって、ただ他人の音楽を聴いているだけだった頃は、あんな熱や鼓動が存在することすら知らなかった。 「もっと、弾きたい。響子を歌わせたい。千晶と一緒に歩きたい。……あなたの、心臓の音を聞いていたい」 文化祭のライブを終え、次なるステージの場を捜し求めている間にやってきた冬。真冬の誕生日とクリスマスの季節に自分の想いを告げようとした直後に、神楽坂先輩に振り回されて、さらには真冬に異変が起こり……恋と革命と音楽が織り成す青春物語の最終巻です。 ああ、もう素晴らしい! 真冬の誕生日に何かあげたいと思いながら、何が良いかと千晶に訊ねてしまう無神経さは、まったくもってアレですが、鈍い鈍いといわれながら、恋のせつなさ、苦しさを覚えていくナオの気持ちがすっごい伝わってきます。告げたい言葉があっても、