懐かしの電車形バスＧＯ！ 揖斐川町から谷汲の旅館組合へ譲渡:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web)

西濃地域を走っていた旧名鉄電車を模したレトロな電車形バスが今月、揖斐川町から同町谷汲地区の旅館組合へ譲渡された。十年前に町が購入し、谷汲山華厳寺参道などで運行したが、この一年半は活用されず役場の車庫に保管されていた。旅館組合は地元の観光振興へ活用を決め、眠っていたバスは再び走りだした。 谷汲山を訪れる足の不自由な高齢者や子ども連れに利用してもらおうと、町が導入した十六人乗りのマイクロバス。名鉄揖斐・谷汲線などを走った電車「モ５１０形」を模した外観は赤と白の二色で彩られ、古き良きたたずまいが愛らしい。 県旅館ホテル生活衛生同業組合の谷汲支部がバスを譲り受け、催しのＰＲやイベントでの展示に利用する。その第一弾として、谷汲地区の催しに長年協力しているボランティア団体「庭箱鉄道」が今月十七日、岐阜、美濃市へバスを走らせて十月に開かれる「赤い電車まつり」と「いび川クラシックカーミーティング」を宣伝し

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こんなバスがあったんだ。「十年前に（揖斐川）町が購入し、谷汲山華厳寺参道などで運行したが、この一年半は活用されず役場の車庫に保管されていた」