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予防措置でミニブタ殺処分、動物愛護で論議も 美濃加茂の県有観光施設:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)
岐阜市内の養豚場の豚が家畜伝染病「豚コレラ」に感染した問題で、岐阜県美濃加茂市の県有観光施設「ぎ... 岐阜市内の養豚場の豚が家畜伝染病「豚コレラ」に感染した問題で、岐阜県美濃加茂市の県有観光施設「ぎふ清流里山公園」(旧・平成記念公園日本昭和村)の触れ合いコーナーで飼育されていたミニブタ2頭が殺処分されていたことが、県への取材で分かった。 県は感染を広げないための予防的措置と説明しているが、殺処分に明確な法的根拠はないという。過剰な反応として動物愛護の観点から論議を呼ぶ可能性がある。 県によると、公園は指定管理者の民間業者が運営。業者側に殺処分の判断を求められた県は「豚コレラが発生した場合の周辺の養豚場への影響を考えるとやむを得ない」として、11月27日に獣医師が2頭を薬殺し敷地内に埋めた。事前に国に報告したという。 2頭は2014年から園内で展示用に飼育されていた成獣。来場者が近づけるようになっていたが、感染対策のため11月下旬から周辺の約1500平方メートルが立ち入り禁止となっていた。
2018/12/04 リンク