シネマヴェーラ | 館主のひとりごと - アニメ特集を終えて

我ながら、ブログみたいなものには本当に向いていないことがよく分かる。忙しかったとはいえ、直近のコラムが５月のものとは！まあ別のところで書いたので、あえて繰り返さないが、この夏が忙しかったのは事実は事実である。僕にとっての理想的な夏は、かれこれ十数年前になるが、大手事務所から独立した直後くらいの夏で、仕事がなくて、事務所がシーンとしていて、「仕事がないのはヤバイなあ」と思いながらも、「何もすることがなくて嬉しいなあ」と感じていた夏の日で、焦燥感と無限の開放感みたいなものが入り混じってクラクラするような独特の感覚が、いま振りかえると、ひどく美しい瞬間として思い出される。若かったから、それで通ったところがあるのだとは思う。そんな夏は、幸か不幸か、その年限りで、翌年以降はそこそこ忙しい夏になっていったものである。 ただ、それでも我々のような弁護士稼業は、世の中の会社さんの繁忙に概ねよりそうもので

[kanji]

シネマヴェーラの館主のひとりごとを読むと、フィルム上映そのものがいかに危機的状況になってるかっていうのが分かる。フィルムがあってもフィルム上映できなくなる時代は本当に来るんだろうか。

[onanieCEO]

「アニメ映画ならば、川本喜八郎もハガレンも同じように観ること。」