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CNN.co.jp:新IMFトップ、職権乱用疑惑で仏当局が捜査着手
パリ(CNN) フランスの裁判所は4日、国際通貨基金(IMF)トップのクリスティーヌ・ラガルド専... パリ(CNN) フランスの裁判所は4日、国際通貨基金(IMF)トップのクリスティーヌ・ラガルド専務理事がフランス財務相だった当時の職権乱用疑惑について捜査を開始すると発表した。 ラガルド氏は2007年、フランスの大物実業家ベルナール・タピ氏と元国営銀行クレディ・リヨネが争っていた裁判に介入した疑いが持たれている。 タピ氏は1990年代にスポーツ用品大手アディダスの経営権を握ったが、93年に同社株を売却。この際にクレディ・リヨネが新しい経営者に特別金利で融資して不当な利益を得たと訴えていた。クレディ・リヨネは95年の銀行救済で当時国有化されていた。 当時の財務相だったラガルド氏はこの問題の調停のため、通常の陪審ではなく特別委員会を設置。同委員会は2008年、クレディ・リヨネに対し、タピ氏に2億4000万ユーロの損害賠償を支払うよう命じた。 ラガルド氏は、タピ氏がサルコジ大統領の支持者であるこ
2011/08/05 リンク