破壊的イノベーションを超えるビッグバン型破壊 常識を超えたスピードで市場に浸透する | DHBR最新号から｜DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

クレイトン M. クリステンセンが提唱した破壊的イノベーションの概念は、ローエンド市場から参入しハイエンド市場へと侵食する破壊的技術への対応を促した。しかし、いまや破壊的イノベーションへの対策以上のスピードが求められている。それは、一夜にして競争のルールを一新させる「ビッグバン型破壊」が多くの業界で見られるようになってきたからだ。新たな破壊者は、小さなコストで開発し、〈フェイスブック〉や〈ツイッター〉を通して、その製品やサービスを瞬く間に広げることができる。かつてエベレット・ロジャースが提唱した製品普及プロセスを無視したかのような拡散ぶりである。これらの破壊に対応するには、（1）予兆をとらえる、（2）進行を遅らせる、（3）撤退の態勢を整えておく、（4）新たな多角化を試みる、という4つの対応策が考えられる。ビッグバン型破壊は、突如として現れるのが特徴で、明日どこの業界に現れるかわからない。

[f4hnyuki]

破壊的イノベーションを超えるビッグバン型破壊 クレイトン M. Tags: , .ifttt, .reader via Pocket May 10, 2013 at 05:17AM

[gruza03]

顧客はこの状況にすっかり慣れて、「日ごとにあらゆる製品やサービスが、よりよく、より安くなっていく」という期待を抱くようになっている。価格と売上高の下落を食い止めることすらできない。