アルドゥス・マヌティウスの出版事業

アルドゥス・マヌティウスの出版事業 雪嶋宏一（早稲田大学図書館）2002年度第1回日本出版学会学術出版部会 2002年10月3日 １．アルドゥス・マヌティウス(Aldus Manutius)（アルド・マヌーツィオ Aldo Manuzio）の生涯 1452年頃 ローマ南東65Kmバッシアーノ近郊の小村セルモーネタで誕生 1460年代末から数年間 ローマ・サピエンツァで古典学を修得 1470年代後半 フェラーラでギリシア語修得 1480年代 カルピ領主ピオ家でアルベルトとリオネッロの家庭教師を勤める 1490年頃 ヴェネツィアへ赴き、著書出版 1494年 サンポーロ地区のアゴスティノ聖堂近くに印刷所設立 1495年 最初の印刷本（ギリシア＝ラテン対訳ギリシア語文法書）上梓 1500年 イタリック体活字制作 1501年頃 Neacademia設立 1502年以降 「錨とイルカ」の