明治のりもの博（博物館明治村）／スポット愛知－岐阜新聞Web

レトロ鉄道、出発進行 明治のりもの博 （博物館明治村） 日本初の鉄道が東京・新橋―横浜間に開通してから１０月でちょうど１４０周年を迎える。愛知県犬山市の博物館明治村では、調査・点検修理のため運行休止や非公開となっていた蒸気機関車や京都市電を再運行するなど、同村にある乗り物資料を一堂に紹介する記念イベント「明治のりもの博」が開かれている。１２月２日まで。 ２８日から１年９カ月ぶりに運行する京都市電は、１９１０（明治４３）年から翌年にかけて製造され、日本で最初に市内電車を開業した京都電気鉄道で活躍した大型車両。赤茶色とクリーム色の車両がレトロな雰囲気を漂わせ、村内の３駅２区間を走り、乗客を楽しませてくれる。 蒸気機関車は、日本最古級の車両である「１２号」がイベント期間内に整備を終え、村内のＳＬ東京駅―名古屋駅間を走る予定。この車両は１８７４年に英国から輸入され、鉄道開業当初に新橋―横浜間を