校庭のＳＬに別れ 明智小児童見守り４０年、駅に移転展示へ － 岐阜新聞 Web

校庭のＳＬに別れ 明智小児童見守り４０年、駅に移転展示へ 2013年11月28日09:57 親しんできたＳＬに別れを告げる小学生ら＝恵那市明智町、明智小学校 「また人気者になってお客さんを運んできてね」。かつて国鉄明知線を走り、恵那市の明智小学校で約４０年間静態保存されてきた蒸気機関車（ＳＬ）が第三セクター明知鉄道明智駅へと展示場所を移すことになり、２７日に同校でお別れ会が開かれた。 ２０２７年のリニア中央新幹線開業に合わせた観光の目玉として、ＳＬを復活させる構想もあり、子どもたちは期待に胸を膨らませている。 ＳＬは１９４０年に日立製作所が製造した「Ｃ１２形２４４号」。新潟はじめ、福井、京都、山口などの各府県で走り、７３年に明知線で引退。総運転距離は月と地球の１．５往復分にもなる約１１３万キロ。同小学校のシンボルとして、校庭で保存展示されてからは、毎年運動会の日に昼食時間を汽笛で知らせるな