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白水社 :連載・エッセイ 特別寄稿 円城塔「小説の青写真」
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白水社 :連載・エッセイ 特別寄稿 円城塔「小説の青写真」
小説家ということになって一年が過ぎた。人によって違うのだろうが、自分としては新人賞をくれるという... 小説家ということになって一年が過ぎた。人によって違うのだろうが、自分としては新人賞をくれるという電話をもらった時点から小説家ということになったのだろうと考えている。だから余程外的な要因からそうなっている。世の中には生まれながらの小説家とか、死んでからの小説家とかおそらく様々いるのだろうと思われる。 小説家になって何か変わりましたかと誰もきいてくれないので、自分できいてみることにした。別に何も変わっていない。そういえば先には生まれて初めて確定申告に行くことになったのだが、経費というのが全くなかった。小説を書くのに何の経費が必要なのか、今でもよくわからない。取材旅行に行くとかがあれば話はまた別なのだろうが、ただの勤め人をしているために何処へも行かない。せいぜいが会社までの交通費。会社から支給されてしまっている。 別に何もないのですけれども。何もないということはないでしょう。特には。資料代と