「本家の一大事」 新十津川町が奈良・十津川村支援の動き 明治の大水害で集団移住－北海道新聞[道内]

「本家の一大事」 新十津川町が奈良・十津川村支援の動き 明治の大水害で集団移住 （09/09 07:50、09/09 08:35 更新） 【新十津川】台風１２号で一部集落の孤立が続き、８日には新たに避難指示も出た奈良県十津川村。１２２年前の大水害による集団移住で誕生した空知管内新十津川町では、母村を心配する声の一方で、町ぐるみで支援の動きが始まった。 植田満町長（６６）は「本家の一大事。分家としてできる限りのことを」と言う。植田町長は８月１９、２０日に水害慰霊祭で同村を訪れたばかり。災害対応に追われる更谷慈禧（さらたによしき）村長（６４）のテレビ映像に「疲れているようだ」と心配する。電話で同村職員に「必要なことは遠慮無く言ってくれ」と伝えた。 町は９日、商工会、住民団体などに呼びかけて緊急支援会議を開く。義援金の窓口や、お金以外にできることについて町民の知恵を出し合う。＜北海道新聞９月９日

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