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重要なのは"暖める"ことではない ― 冬用ウェアのプロに学ぶ防寒衣類の本当の役割 | 井口 裕右
【井口裕右の取材後記】 12月に入り日本列島を猛烈な寒波を襲い、平野部でも厳しい寒さが続いているが、... 【井口裕右の取材後記】 12月に入り日本列島を猛烈な寒波を襲い、平野部でも厳しい寒さが続いているが、近年は"発熱インナー"など特殊な素材を使い身体を暖めるが機能性衣類が人気となっており、筆者も寒さ対策のための毎日利用している。しかしそういう衣類を利用していると、暖房が効いた場所や動き回ったあと、そして就寝中では暑すぎてしまい汗をかき、そのまま寒い場所に出ていくことで風邪をひいてしまう。そんな経験をしてしまうケースは少なくない。冬の寒さ対策が非常に難しいと感じる瞬間だ。 ●寒さ対策の最大の敵は、身体から体温を奪う"汗" 「昔はコットンやウールといった天然素材が良いとされてきたが、近年は化学繊維を活用した機能性素材を効果的に活用していこうという生活者の動きが加速している。メーカー側の動きをみても、発熱性素材が消費者に提供する"暖かさ"を売りにした商品が増加傾向にあります」と語るのは、スノ
2014/12/19 リンク