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住民との対話でつくる地域医療(佐藤元美) | 2013年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
佐藤 元美(一関市国民健康保険藤沢病院・事業管理者) 住民と医療者が語り合うことで,地域医療をつく... 佐藤 元美(一関市国民健康保険藤沢病院・事業管理者) 住民と医療者が語り合うことで,地域医療をつくり,育てることができそうです。岩手県一関市にある一関市国民健康保険藤沢病院では,1994年から19年間,地域住民と医療者が話し合う「ナイトスクール」を続けてきました。また,2008年からは,研修医の研修報告会に病院スタッフだけでなく,地域住民も参加できる「意見交換会」を開催しています。本稿ではこれらの取り組みを紹介します。 予防から介護,一体型のサポートを望んで 自治医大を卒業してから13年目の1992年,私は岩手県立久慈病院で主に呼吸器内科を担当していました。その夏,故郷でもある隣町の藤沢町から「新たに病院をつくり,医療を中心に予防から介護まで一体的な運営をしたいので来てほしい」という依頼を受けました。当時の藤沢町は,町にあった県立病院を失ってから25年間,「病院のない町」として苦労を重ねて
2013/04/03 リンク