「２２日にもカラジッチ被告の修正起訴状 国際戦犯法廷」世界から‐ヨーロッパニュース:イザ！

【ベルリン＝黒沢潤】ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争時の戦犯、ラドバン・カラジッチ被告が１７日、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷（オランダ・ハーグ）に出廷した。検察側はこの日、既存の起訴状に、修正を少し加えた新起訴状を２２日にも提示することを明らかにした。 一方、カラジッチ被告は、ボスニア紛争を終結させた「デートン合意」（１９９５年）が締結された際、米元特使との間で「（カラジッチ被告が政界から）引退すれば訴追が免除される」との“裏取引”があったと改めて主張した。米元特使はこれを否定している。 同被告が７月に拘束されて以来、出廷は今回が３度目となる。