部落民にとって〈わたし〉を語る言葉とは

『日本学報』第23号、大阪大学大学院文学研究科日本学研究室、2003年3月 この文章は、筆者（広岡）が在籍する研究室（大阪大学大学院文学研究科日本学講座）の紀要『日本学報』第23号の「対話と方法」欄に掲載された原稿を、公開するものです。校正前のファイルをもとに、できるだけ校正を反映させましたが、漏れがあると思います。引用などの際にはできるだけ、印刷されたものでご確認ください。ご意見ご感想は、電子メールで広岡宛にお送りください。（2004年6月22日） 「書いたもの」のページに戻る How Burakumin Talk about " Who I Am " : Implications of INTERVIEW " Buraku Persons ": 12 Person's Now and from Here. HIROOKA, Kiyonobu 部落民にとって〈わたし〉を語る言葉とは ――

[yomimonoya]

「部落民とは、実体概念ではなく、関係概念である」「集団運動を離れたところでの名乗りについて、わたしたちはモデルを持ち合わせていない」

[maangie]

恐らく全然関係ない話なんだろうが、最近の口蹄疫事件の報道で屠殺業者へのインタビューがまるでないのにイラっとするんだ。

[njamota]

「部落民であると名乗るときに、まだ落涙し声の震える自分の姿それ自体が衝撃であり、その事態に動揺した」差別を経験することが非常に少なくなった現在でも存在する感覚。