新年度 心機一転、進む道 行政・企業のトップが訓示－河北新報 東北のニュース

２０１０年度が始まった１日、宮城県内の官公庁や民間企業では辞令交付式や入社式があり、行政、企業のトップが訓示した。厳しい就職戦線をくぐり抜けた新社会人や新たな職場で心機一転して仕事に臨む職員らが、それぞれの決意を胸に一歩を踏み出した。 仙台市役所では奥山恵美子市長が幹部ら約３００人を前に訓示。「自分たちの足で現場を見て、自分たちの頭で考え、仙台オリジナルの解決策を作り上げる気概を求めたい」と語った。 昨年８月に就任した奥山市長にとって、初めて本格的に予算や人事を手掛けた始動の年。訓示の中で「私自身もゼロからスタートする気持ちで新年度に取り組みたい」と気を引き締めた。 宮城県庁の２階講堂では、新たに職員となる１１５人（前年比２９人増）に辞令が交付された。 代表して環境生活部共同参画社会推進課に配属される西野入仁志さん（２５）が村井嘉浩知事から辞令を受け取った。 村井知事は「弱い立場

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　　仙台：奥山市長：「「自分たちの足で現場を見て、仙台オリジナルの解決策を作り上げる気概を求めたい」　　宮城：村井チヂ：「力のある人にはこびることなく、前向きにまじめにこつこつと業務に励んでほしい」