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昭和三陸津波到達点の標柱「津浪境」 19基現存 | 河北新報オンラインニュース
昭和三陸津波の到達点を示す標柱を調査する白幡さん。標柱には「津浪境」の文字が見える=宮城県南三陸... 昭和三陸津波の到達点を示す標柱を調査する白幡さん。標柱には「津浪境」の文字が見える=宮城県南三陸町歌津中山 1933年の昭和三陸津波の到達点を示すため当時建てられた標柱が、気仙沼、南三陸、石巻の宮城県内3市町に合わせて19基現存していることが気仙沼市教育長の白幡勝美さん(69)の調査で分かった。標柱は「津浪(つなみ)境」などと刻まれ、教訓を後世に伝えてきた。白幡さんは「東日本大震災の復興工事で失われる恐れもある。先人たちのメッセージを残さなくてはならない」と訴えている。 標柱はそれぞれ、昭和の大合併前に旧村役場が設置したとみられ、気仙沼市大島に3基、南三陸町歌津に8基、同町戸倉に5基、石巻市雄勝町に3基が見つかった。 南三陸町歌津の標柱は14センチ四方、高さ45センチの石柱で、道路沿いなどに建てられ、正面に「津浪境」と刻まれる。石巻市雄勝町の石柱は「地震があったら津波の用心」と警句が彫
2014/08/31 リンク