神戸新聞｜経済｜工場跡地利用に自治体奔走 老舗撤退続く阪神間

阪神間で全国ブランドの老舗工場の撤退表明が相次ぎ、跡地の活用が焦点になっている。都市部に広大な空き地ができるだけに、地元自治体は街づくりの観点から検討チームを発足させるなど、対策に乗り出した。「工場跡には別の工場を」と企業誘致に望みをかけるが、メーカーが生き残りをかけて生産拠点の集約を進める中、難しいのが現状だ。（小林由佳） 阪急電鉄西宮北口駅の南約１キロに位置するアサヒビール西宮工場（西宮市）は、今年８月末に閉鎖される。約１９ヘクタールの敷地沿いに植樹されたクスノキは高木に育ち、１９２７（昭和２）年の操業開始以来、８０余年の歴史を物語る。 昨年９月の撤退発表を受け、西宮市は対応を急いでいる。「企業の所有地なので、行政は主体的に動ける立場にない。しかし、市の中心部であり、重要な場所。早急に活用方法を提案する必要がある」（企画総括室）との考えからだ。 市役所内に三つの作業部会を設け、（１）企

[georgew]

アサヒビール西宮工場は今年８月末に閉鎖 > 阪急の阪神国道駅真横の広大な敷地。至近距離に西宮ガーデンズあるので商業施設は考え難い。結局マンションかも(うんざり)...