きょういく大研究30

現代思想「教育特集」２００２年４月 現場は教育改革を欲望しない 岡崎 勝 目 次 はじめに 「過剰な教育愛」；その場しのぎの少人数指導 混乱する教室の自由：空転する総合的な学習 操作される身体と個性；ディシプリンとしての「自ら考え自ら学ぶ力の育成」 権力の共犯と責任の空洞化：崩壊する教育委員会・校長の「自主性」 教育における自由裁量の限界：開かれた学校の不安 おわりに はじめに いままで「教育改革」と称する「学校制度や教育内容に関わる政策改編」が、歴史的にも何度かあった。そのたびに、私は学校現場の教員として、その「騒ぎ」に関わりつつ、いつか沈静化し、日常に溶解するのを眺めながら、忙しさの中で毎日をやり過ごしてきた。圧倒的多数の義務教育学校教員は、私のような態度をとる者が多かったように思う。 私たち教員は、その騒ぎの中でも、毎日、淡々と子どもたちの相手をし、「おつきあい」してきた。ある

[lakehill]

『教育委員会が組合を「きちんと統制下においている」と言った方がいい。組合の幹部は例外なく校長になっているし、しかも、「有力校長」になれる。』>ということは日教組の影響力なんて全然ないじゃん。