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ガーダマー『真理と方法』第二部要旨
第I章 歴史的準備 第1節 ロマン主義解釈学およびその歴史学への適用における問題点 a 啓蒙主義とロ... 第I章 歴史的準備 第1節 ロマン主義解釈学およびその歴史学への適用における問題点 a 啓蒙主義とロマン主義のあいだに起きた解釈学の本質変化 α ロマン主義解釈学の前史 解釈学の歴史は過去の再構成を目指すディルタイの立場ではなく、現在への過去の媒介に解釈学の課題を見る立場から記述し直すならば、まったく違ったものとなる。 プロテスタント神学は聖書を伝統に拠らずに、字義通りの意味で理解しようとしたが、聖書の意味はかならずしも明瞭ではないので、解釈学的循環という古い原理を適用した。しかしながら、これは聖書の統一性を前提することであった。一八世紀になると、聖書は複数の著者によって異なる時期に書かれたことが明らかにされ、こうした教義的な前提が崩れた。文書はそれが書かれた生活連関から理解されるべきなのである。こうして、文献学は古典古代を模範とすることをやめ、歴史学の方法となった。
2008/12/26 リンク