ギリシャ国債めぐる仏案、会計上の問題が障害にも | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

６月２８日、ギリシャ国債のロールオーバーに関するフランスの提案に会計上の問題があり、民間投資家が受け入れる上で大きな障害となりかねないとの見方が出ている。写真は政府の緊縮財政案に反対するデモが行われるギリシャ議会前で炎上する車（２０１１年 ロイター） ［ロンドン ２８日 ロイター］ 関係筋によると、ギリシャ国債のロールオーバー（借り換え）に関するフランスの提案には会計上の問題があり、民間投資家が受け入れる上で大きな障害となりかねない。 フランスの提案は当初、ギリシャ国債をめぐるクレジットイベント（信用事由）の発生や格付け会社がデフォルト（債務不履行）を宣言する事態をいかに回避するかが焦点となっていた。 しかし、ギリシャ債務危機解決に向けて同様の手法に取り組んでいる銀行関係者によると、フランスの提案には銀行のバランスシートに損失が発生する大きなリスクがある。 ある関係筋は、フランス案が構成の

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ギリシャ国債めぐる仏案、会計上の問題が障害にも