債務上限合意に反応乏しい米株市場、焦点は景気に | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

８月１日、米債務上限引き上げで政府与野党が合意し、反対派の多かった下院でも可決されたが、米株式市場の反応は鈍かった。写真はニューヨーク証券取引所で撮影（２０１１年 ロイター/Brendan McDermid） ［ニューヨーク １日 ロイター］ 米債務上限引き上げで政府与野党が合意し、反対派の多かった下院でも可決されたが、米株式市場の反応は鈍かった。すでに企業や個人の景況感が悪化しており、市場は合意した緊縮財政策が経済に与える影響を懸念している。 債券ファンド米パシフィック・ インベストメント・マネジメント（ＰＩＭＣＯ）のビル・グロース共同最高投資責任者（ＣＩＯ）は「リスク資産市場の上昇は一時的となる可能性がある。経済成長と雇用創出への対応がない限り、持続的な相場上昇はない」と述べた。 先週２９日に発表された第２・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）成長率（年率）はプラス１．３％と予想を下回ったほ

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債務上限合意に反応乏しい米株市場、焦点は景気に