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僕がロイヤルベビーに女の子を望む理由
イギリスでは、子供の誕生を控えた親に男の子がいいか女の子がいいか聞くと、「元気な赤ちゃんならどち... イギリスでは、子供の誕生を控えた親に男の子がいいか女の子がいいか聞くと、「元気な赤ちゃんならどちらでも」と答えるのが普通だ。これを聞くといつも、とても思慮分別のある答えだなと、僕は思う(ただ、既に男の子が3人いる場合は女の子がほしいと言うのは当然だし、逆もまたあり得る)。 でもおかしなことに、僕はこれから生まれる赤の他人の第1子が、ぜひ女の子であってほしいと思っている。余計なお世話なのは十分承知だが、まだ生まれてもいないこの子供は既に公人なのだから、許されるのではないかと思う。 世界中のほとんどの人々がご存じのように、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の間にこの夏、第1子が誕生する。それよりはあまり知られていないかもしれないが、イギリスでは最近、王位継承法が改正され、彼らの第1子が男の子であろうと女の子であろうと、継承順位3位になることが決定した(継承順位1位はチャールズ皇太子、2位は