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多様性重視の英労働党政権が白すぎる
「マイノリティーのために戦う」労働党政権の初閣議では白人の閣僚がずらり(7月6日、ロンドン) CHRIS... 「マイノリティーのために戦う」労働党政権の初閣議では白人の閣僚がずらり(7月6日、ロンドン) CHRIS EADES―REUTERS <24年ぶりに返り咲いた労働党政権は、あんなに人種やマイノリティーの問題を重視するのに近年例のないほど白人だらけ。おまけに比較的好調な英経済をひたすらこき下ろしている> イギリスの労働党政権を直接体験するのは、僕にとって興味深い。僕は(労働党の)ブレアとブラウンの政権時代(1997~2010年)には国外に住んでいたし、その前の労働党政権時代は1979年の総選挙前までで、その年は僕はまだ9歳だった(当時、人々が「マギー」ことマーガレット・サッチャーをそれほど好きそうでもないのに、それでも彼女の党に投票すると言っているので、つまり労働党のほうが不人気だったのだろう、というのをなんとなく覚えている)。 今回の労働党政権で僕が最初に注目したのは、僕にとってはそれほど