解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「イラン 広がる民衆抗議」

<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2009年06月19日 (金)おはようコラム 「イラン 広がる民衆抗議」 【キャスター】 おはようコラムです。 イランで、先週行われた大統領選挙の結果をめぐって、 敗れた改革派の支持者たちが、連日、大規模な抗議行動を繰り広げています。 出川解説委員に聞きます。 Ｑ１： 出川さんは、今回の大統領選挙を現地で取材したということですが、 民衆の抗議行動がこれほど広がったのはなぜですか。 イラン国内の政治勢力は、 イスラム革命の原理原則を守ることを重視する「保守派」と、 自由の拡大や国際協調を重んじる「改革派」に分けられます。 今回の選挙戦、都会の若い世代を中心に、 「改革派」のムサビ元首相を支持する動きが急速に広がり、 誰もが接戦になると、予想していました。 ところが、保守強硬派のアフマディネジャド大統領が、 圧倒的な大差で再選されました。

[bluesunday]

「都会の若い世代を中心に改革派を支持する動きが急速に広がり接戦になると予想、ところが、保守強硬派の現職が圧倒的な大差で再選。 票の出方に多くの不自然な点が指摘され、改革派の支持者は不正があったと確信」